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ザ!霊障

ザ!霊障 第ニ部 21

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9月25日

湯殿山瀧水寺大日坊

 出発は24日(日)午前6時。前夜に洗濯は済ませていたので、猫たちにご飯をあげて、ドライフードだけを頼んで、車で出かけた。
 ご紹介してくださった患者さんご夫婦に寄れば、片道3時間半とのことだったが、朱鷺(shuro)の運転では結局4時間弱はゆうに掛かった。途中、SAに寄ったりはしたのだが、まぁ、車が軽自動車であることとかも関係あるであろうか。
 行きの車の中では、時雨はほぼ寝ていた。柚矢と二人、ナビを頼りに目指すお寺を探す。
 高速道路もなかなか良い景色の中を走り続け、山の緑も濃く(つまり紅葉はまだであった)、空は青く、清々しい秋晴れの中のドライブである。
 目指すお寺は普通に見つかり、門の前の駐車スペースに車を停めた。
 午前中、10時くらいに着いていた筈。
 門をくぐり、参道のような細い道を歩くと、右側にあった田んぼで稲穂のはせ掛け作業が行われていた。掛け方は違うが、なんだか懐かしい気がした。
 観音像のある水場、神社でいうところの手水屋で手と口を清め、お寺の入り口の前の高炉(?)に一束50円の線香をあげ、受付に「ご祈祷をお願いしたいんですが」と行くと、「ご連絡くださっていた方ですね」と。
 メールで依頼したとき、治療院の名前入りの署名で送信していたので、治療院の商売繁盛等の祈祷とお考えだったらしく、実は、と柚矢の現状と、土地の事情をお話しし、紹介いただいた方に3人で行ってきた方が良いと言われて…と説明をした。
 副住職という方、ご住職の息子さんであろうと思うが、40代くらいのその方がいろいろお話しを聞いてくださり、「結局は、自分でなんとかしていくしかない」と、やはり、今まであらゆる方に言われていたことを改めて言葉にされた。
「ああ、来た、どうしようどうしようと思い悩んでいるとますます酷くなるから、気持ちをしっかり持って、来たら来たで、もう、しょうがないや、と引き受けていくしかない」「だんだん、避けるべき悪いものなのか、ほんとうに助けてあげなきゃないものなのか分かるようになるから」
 そして、確かに朱鷺たちの家の周囲の土地に何か強いものを感じる、と副住職はおっしゃった。もう、その土地全体だから、朱鷺の家の一画だけを祓うことは出来ない、と。お盆やお彼岸に、しっかり供養していくしかないのだ、と。
 朱鷺の家の集落で、かつてはお彼岸に回り念仏というものがあり、家々をまわって念仏を唱えていた風習が、今は途絶えてしまっている、というハナシをしたら「それは良くないですね。それは途絶えさせてはいけないです」と。「それがあったから今までなんとかなっていたんですよ」と。
「今日、祈祷して、それで大丈夫だと思って、様子をみてください」
 と、その後、ご住職と副住職、それからもう一人の方と3人でご祈祷をしてくださった。なんだか、その儀式、祝詞と太鼓と鐘の音とが、とても心地良かった。途中で、もうお二人の方々がご祈祷を受けにいらしたようで、気がつくと朱鷺たちの背後に人が並んで座っていて、途中、そのお二人のお名前も読み上げていらした。
 それから(他の観光客の方々に)、ご住職がお寺の歴史のお話しをされ、この瀧水寺は、西の伊勢神宮、東の大日坊というほどの歴史があり、空海がまず開いたのが、この湯殿山、高野山は最後だったこと、春日局が竹千代君のために祈ったのがこのお寺であったこと等を大変興味深く拝聴させていただいた。
 ご住職はなかなかユーモアのある方で、そういうお話しを分かり易く面白くお話ししてくださった。
 そして、最後に、即身仏を見せていただいて帰ってきた。
 即身仏となるために、入滅されるずっと前から、木の実だけを食べて身体を清らかにし、そして、後の世の人々を救うために生きながら仏となった代受苦菩薩真如海上人さま。二十代のときにすでに即身仏を志していたという。
 何故、そこまで人を愛することが出来たのだろう。何故、そこまでこの世界を愛することが出来たのだろう。

 瀧水寺を後にして、お昼ご飯。道の駅のような場所を見つけて、そこでベーカリーのパンを買って食べた。それからその夜の宿泊先のホテルへ向かった。海に一番近いという立地のそのホテルは、確かに浜辺のすぐ上に建っていた。チェックインの時間を何時ごろで申し込んでいたのかすでに定かではなかったが、14時過ぎくらいに着いてしまい、ホテルの周囲でうろうろしていたら、ホテルの方が宿泊客であろうと声を掛けてくれて、「あと15分くらいで部屋の清掃が終わりますから」とチェックインさせてくれた♪
 部屋に荷物を置いてから、車で再度出かけて近くにちょっとお洒落なジェラードの店を見つけ、そこでイラストレーターさんはダダチャ豆とさつまいもの、大学生は葡萄と苺のジェラードを食べ、その後、お店の方にスーパーの場所を聞いて、夜に飲むためにウメッシュを買いに出かけた。
 夕食は18時からということで、それまで暇だったので、3人でホテルの目の前の砂浜へ下りて遊んだ。イラストレーターさんはカメラで写真を撮りまくり、大学生はカニと戯れ(?)、朱鷺は貝殻を拾っていた。散々砂だらけになってホテルの前に戻ると、やはり皆さん、砂まみれになることが想定内のようで、シャワーがあって、そこで足についた砂を洗い流した。
 夕食は、日本海の海の幸をいただく。海鮮鍋、お刺身、カニの味噌汁、ダダチャ豆入りの艶姫(米)の炊き込みご飯等。
 夕飯を一番に食べて、その後、他の皆さんが食事中にお風呂に入った。屋上に露天風呂があり、まずはそこへ行ってみたのだが、真っ暗で景色は見えない上に、けっこう風が冷たくて、肌寒い。とても身体を洗ったり髪を洗ったりする感じではなかったので、2階の前面に海が見えるという大浴場に移った。(すでに風呂のハシゴ(^^;)
 大浴場でも、暗くて景色はあんまり見えなかったが、ガラスに顔をくっつけて見ると、海の波が打ち寄せる様が幻想的に浮かび上がって見えて、それはそれでなかなか良かった。
 その後、部屋で、時雨がラーメンが食べたいと、フロントに電話を入れてラーメンを注文したのだが。
 8時半以降と言われて、最後電話してみたら、30分も待たされた挙句、まったく普通のラーメンが届き、海鮮ラーメンを期待していた時雨は大変がっかりしていた(^^;
 3人で鉄腕ダッシュを観て大笑いして、寝る。

 翌日。
 5時半にアラームで起きた朱鷺。他に誰も起きないので、一人で大浴場へ行く。そして、海の景色を満喫しながら入浴。
 それから、二人をたたき起こし、海辺へ散歩しに。また昨日と同じパターン。貝殻をたくさん拾えて満足♪
 あ、そういえば。海辺をちょっと陸へ入るとすぐに山の景色なのだが、その中腹に神社の鳥居が見えたので、その方向へ向かって手を合わせ、海の貝殻を少しいただいて帰ります、とお願いした。
 それから、二人はお風呂へ。
 はい、ここで新たな伝説が!!!
 屋上の露天風呂、日替わりで男湯と女湯が入れ替わると、何かの説明に書いてあった。だから、ご注意ください、と。へえ、じゃ、行って見ようかな、とちょっと思った。
 トイレに入って出てみると、もう時雨が戻ってきて着替えをしている。
「あれ、早かったね」と声を掛けたら「女湯に入ってきちゃった」「え?」「入ってから、そういえば男湯と女湯が入れ替わるって書いていたような気がするぞ? と思ってたら、柚矢が入って来たから、やっぱり、と思って出て来た」「来たのが柚矢で良かったね」「いや、脱衣所に一人他の人が来て、笑われた」
 ははははは!(←朱鷺の爆笑!)
 やらかしてくれるわ~(^^;
 それから、朝食。これもまた素敵な食事だった。鍋で蒸した野菜や鮭、ナメコと海草、寄せ豆腐等。
 9時にはチェックアウト。そして、加茂水族館へ。キレイで可愛いクラゲを観て、アシカのショーを見て、お土産を買って、外の海の岩場でカニを見たり、魚を見たり。
 そして、寝覚屋半兵衛のすっごくおいしい蕎麦と麦きりを食べて、家路。高速道路のSAで何度か休憩してさくらんぼソフトクリームなどを食べながら、家に着いたのが17時前くらいだった。

 肺が苦しいということに対して、鍼灸施術も試し、未だに時々続けているし、良いと言われるあらゆる場所にも行って、いろんな方からお話もうかがった。
 もう、これで終止符を打つ。

 あとは、本人しだいだと思うから。






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